改訂版! 筑波新東コース攻略法 |
『TCツクバコース1000』01年3月21日 FD3S参考タイム39秒286 |
A〜2速のギヤ比が高いクルマを除けば3速ホールドのまま。強めよりもCPに向かって緩く長いブレーキングでクルマをインに向ける。 B〜1コーナーのブレーキング後に加速してからアクセルオフし、タックインで2コーナーのラインに合わせる。 C〜2コーナーの横Gが消えたところで強めのブレーキング。ヘアピンに向かってステアするタイミングでブレーキを緩めてアウトーインーミドルのラインにのせる。 D〜出口側コーナーのCPに合わせたラインを取るため、入口側のCPは特に意識する必要はない。出口側CPまでにアクセルが全開に出来る事が基本。 E〜ブレ−キングのGを消すためにイン側縁石にのる。縁石に乗る直前でブレーキングを終了し、コース幅を広く使ってクルマを曲げる。CPは特に意識しないで、クルマなりに自然に曲げるのがコツ。 F〜1コーナーまでの到達速度を稼ぐため、正確なライン取りで確実にCPに付く。E地点を立ち上がった段階で最終コーナーのCPを強く意識し、CP手前からアクセルオンする。CPではすでにアクセル全開。 |
・・・という訳で、昨年のオープン前データでは信頼性ないんでないの? という声にお応えして、2001年3月21日のRX−7による最新版をお届けしましょう。な〜んて、大幅に攻略法が変わると思ったら大マチガイ。セブン(4型RZでファイナル4.3)の場合は1コーナー手前で4速に入るため、シフトダウンが1ケ所増えるだけで、攻略法は全く変わりません。唯一の相違点は、オープン前のMR2によるファーストデータの時にはコーナー縁石にタイヤをのせることが出来なかった(取材時のり上げ禁止であったため)のですが、3/21のタイムアタックでは、2コーナー先の分岐コーナーと最終コーナー2コ手前の合流コーナーで思いきり縁石にのせます。この2ヶ所のショートカットによって稼げるタイムは、前車コンマ2秒、後者コンマ3秒です。タイムアップに悩んでいる方はこの2ヶ所の縁石の使い方(後者はブレーキングに絡むためビギナーにはコースアウトの危険性があります)と最終コーナーの旋回速度を上げて行けるラインを取りましょう。素直に上記のラインを試してください。3/21はオプション2の取材でウィンマックスの新製品Super-Ziger Racingのテストを行ないました。取材時間に余裕があったため、RX-7を少しだけセットアップする時間がありましたので、以下のデータを参考にして下さい。
RX-7(FD3S 4型RZ)平成8年式ブーストアップ(ナイトスポーツ車高調整LC) | ||
日時 | 1月6日 | 3月21日 |
気温 | 3度 | 18度 |
路面温度 | 0度 | 14度 |
ショック F・R | 6/8・4/8 | 4/8・3/8 |
スプリング | 18/18 | 18/18 |
ブレーキパッド | Ram's耐久用セミメタル | Winmax Super-Zger R |
Fタイヤ | RE540(235/45-17 Sコン) | 1/6に使用したもの |
Rタイヤ | RE540(255/40-17 Sコン) | 1/6に使用したもの |
温間タイヤエア圧 | 不明 | F-2.0/R-2.1 |
ホイール | エンケイNT03(F9J/R10J) | エンケイNT03(F9J/R10J) |
ブースト | 0.8(305馬力) | 0.8(305馬力) |
トー角 | F+4mm/R0mm | F+2mm/R0mm |
キャンバー | 不明 | 不明 |
車高 | 不明 | リヤのみ8mmアップ |
ベストタイム | 40秒341 | 39秒286 |